誰かがKlezに感染しFromを妻のアドレスに詐称。 ↓ 宛先もむちゃくちゃなので配送できなくてエラーに。 ↓ From:だけでなく、Return-Path(?)も妻のアドレスに詐称。 ↓ Return-Pathに従い配送エラーが妻のプロバイダーのMail serverに通知。 ↓ プロバイダーのMail serverより配送エラーのMailが妻のアドレスに。となっているので、Clareを使って、
家のDebianに新しいUser1、User2を登録。 ↓ User1でプロバイダーよりMailをget(fetchmailを使用)。 Cronで一日数回、定期的にgetする。 ↓ MHのslocalを使ってウイスルmailとそれ以外を振り分け。 大丈夫なMailはUser2へ転送する。 ↓ 妻はプロバイダーからでなく、DebianのUser2としてMailを読む。としたい。具体的な作業、設定Fileは以下の通り。
■ user1の設定(fetchmail)。
user1はfetchmailでプロバイダーからmailをgetし、slocalを用いて振り分け。
エラーmail以外はuser2へ転送。
fetchmailの設定は.fetchmailrcのみ。mdaのコメントはうまくいったらはずす。
$ cat .fetchmail poll mailserver.provider.ne.jp protocol POP3 user "hogehoge" password "foobar" # mda "/usr/lib/mh/slocal -user user1"「fetchmail [Enter]」でmailがClareに取り込めることを確認。
■ user1の設定(forward)。
配送テストのため.forwardの設定。
ここでuser1宛のmailはslocalに投げるようにする。
$ cat .forward "|/usr/lib/mh/slocal -user user1"■ user1の設定(slocalとmaildelivery)。
slocalに送られたmailは.maildeliveryで振り分ける。
$ cat .maildelivery From: MAILER-DAEMON@ | ? "/usr/lib/mh/rcvstore +trash" default - qpipe ? "/usr/lib/mh/rcvdist user2@localdomain"MAILER-DAEMON@からのmailは一応user1のinboxへ。それ以外はuser2へ送る。
ここでlocalでuser1にmailを送る。うまくuser2へ転送できているようなら .fetchmailのコメント(#)を消す。
■ user1の設定(cron)。
mailがうまく取り込めて、配送も思ったようにできているようならcronに登録。
取りあえず、朝4時31分と昼13時に取り込むことにする。
$ crontab -l 31 4 * * * /usr/bin/fetchmail 0 13 * * * /usr/bin/fetchmail■ iMac(PostPet)の設定。
PostPetのpop serverの部分を修正。「user2@localdomail」とする。
パスワードもuser2のものに変更。
POPで読むためにClareにqpopperをパッケージを使ってinstallしただけ。