potatoからwoodyへのupdate

せっかくブロードバンド環境になったので、今までpotatoだったのを woodyにバージョンアップする。
参考にしたのはここ。
個人のpageとかをみるとたんに/etc/apt/sources.listを編集してapt-get update、 apt-get dist-upgradeするだけでもokのようだが取りあえずこのリリースノート を見ながらsshを使ってリモートで作業した。

まず環境のbackup。リンクがどうのとエラーが出るがまあ問題はなさそう。
# cd /root/tmp
# cp -r /etc .
# cp -r /var/lib/dpkg .
# dpkg --get-selections \* > curr-sels.txt
/etc/rcS.dと/usr/share/docの確認だが、僕の環境では/etc/rcS.dは存在し、 /usr/share/docもリンクでなく存在した。
次に/etc/apt/sources.listを書き換える。
OCNのフレッツADSLを利用しているので、サーバーはhttp://ring.ocn.ad.jpを利用 することにした。
http://www.debian.or.jp/apt/sources.list.http.ring.ocn.ad.jpを持ってきて /etc/apt/にsources.listにファイル名を変更してコピー。
念のため今までのsources.listを名前を変えて保存しておく。
# wget http://www.debian.or.jp/apt/sources.list.http.ring.ocn.ad.jp
# cp /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.orig
# cp sources.list.http.ring.ocn.ad.jp /etc/apt/sources.list
リリースノートにはaptを使ったバージョンアップでなく、dselectを使うように 書いてあるが面倒なのでaptを使うようにする。
# apt-get update
この後いきなりupgradeするまえにapt、dpkg、debconfを更新しておく。
# apt-get install dpkg apt debconf
これだけで26packageがupgrade、10pacakageが新たにinstall、2packageが削除 されるらしい。
22MBくらいdownloadしなきゃいけないので結構時間がかかるかと思ったが、 2分たらずでdownloadは終了。その後設定が始まる。
途中umountnfs.shを新しくするかどうか聞かれた。
*** umountnfs.sh (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? D
--- /etc/init.d/umountnfs.sh    Tue Aug 28 08:20:26 2001
+++ /etc/init.d/umountnfs.sh.dpkg-new   Fri Oct  5 21:00:43 2001
@@ -16,6 +16,8 @@
 halt -w

 echo -n "Unmounting remote filesystems... "
-umount -tnfs,smbfs $FORCE -a -r
+umount -tnfs,smbfs,ncpfs $FORCE -a -r
 echo "done."
+
+: exit 0
よく分からないけど新しくしても問題なさそうなのでYで新しくすることにした。
途中でsshもrestartされたが接続は切れることなく無事終了。
次に全パッケージのupgradeを行う。 リリースノートにならい一応リハーサル。その後実際に実行。
# apt-get --fix-broken --show-upgraded --simulate dist-upgrade | less
# apt-get --fix-broken --show-upgraded dist-upgrade
リハーサル(simulate)の結果も見てもよく分からなかったが取りあえずGO!
いろいろ聞かれたが基本的には新しい変化を受け入れるようにした。
自分で明らかに編集したものに関しては今のままに。
/etc/locale.genに次の2行を追加。
en_US ISO-8859-1
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
その後「# locale-gen」を実行

ついでにkernelも2.4.20にした。
.configはこんな感じ。