PICADC用センサー部ケースを作ろう
〜 プロジェクト ひとりでできるもん! 〜
温度測定ユニットのケースへの収容
キットに付属のユニットをそのまま使うと、測定部と電池が暴露したままで、
収まりが悪いです。写真でもわかるように、頻回につなげたりはずしたりをしている
とハンダ付けしたところがすぐに取れてしまいます。
この問題を改善するため、温度測定ユニットをケースに収納し、
併せて電源スイッチを取り付けてみました。
この例では、測定ユニットの EIA-232 コネクタと温度センサ LM35D 、
調整用半固定抵抗、電池を収納の対象としています。
別途用意する部品は次の通りです。
- アクリルケース。コネクタと電池が収納できれば、小さいもので十分です。
- スイッチ。電源スイッチになる適当なものです。
- ユニバーサル基板。センサを固定するのに使用します。特になくても
大丈夫なのですが、基板に取り付けた方が安定するので使いました。
まず、アクリルケースにコネクタを取り付けるための穴をあけます。
コネクタの取り外しには力がかかるので、ネジ止めをするはねの部分はケースの
外側になるように穴をあけていきます。
糸ノコ等を使えばスマートにいくと思いますが、手元になかったので大体の大きさ
に熱したカッターで切って、あとはやすりで形を整えました。
コネクタが通る穴以外に、これを固定するためのネジ穴、スイッチの取り付け用の
穴、温度センサーを出すための穴も開けておきます。
調節用半固定抵抗もケースの外から設定できるようにしようかとも思った
のですが、一度設定すればそう頻回にいじるものではないだろうという判断で
特に細工はしませんでした。
温度センサーの基板への取り付けは単に収まりをよくするのと、高さを調節
するだけなので込み入った配線等はしていません。
全体がケースの中にあると電池等の熱に影響されると思い、
頭の部分をケースから出すようにしました。
完成するとこの通り。すっきりまとまります。
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